衛生安全管理

安全管理/Hygiene

食事をとるということは生命の維持になくてはならないものです。その重要な食事の一部を供給する者として、 常に安心・安全を意識して且つ栄養のバランスが取れた給食弁当を供給するという使命に 職員一同責任感をもって業務を遂行しております。

創業以来半世紀以上大きな事故を起こさずに現在まで営業を続けてきているのも日頃の小さなルールの順守の賜ものと言えるでしょう。

仕入れ先の選定と安全性の担保

一食の弁当には40種類以上の食材、調味料などを使用しており給食センターですべての食 材につてい安全性のチェックをすることは非常に困難になっております。 特にウインナーなど加工食品などは様々材料を使用しており、食材供給メーカーとの連携 は不可欠であり、月一回以上の安全についての情報共有を図っております。

衛生管理

HACCP の概念に基づいた「大量調理施設衛生管理マニュアル」に準拠した独自の「衛生管理マニュアル」を作成し、記録を残す衛生管理を確実に実施しています。
従業員とその同居家族の健康チェックを毎日実施し、「自分が保菌者にならない」ための個人衛生管理を確実に行います。

食材、手指、調理器具等の殺菌・消毒用に次亜塩素酸ナトリウム製剤「ジェスパーL」及びウイルスを不活性化させるアルコール製剤「アルファ」を使用しています。
衛生管理担当者による衛生講習会を随時実施しています。

(株)保健科学東日本による年2回以上の生産設備全体の衛生点検(目視検査・拭き取り検査)を実施しています。

(株)保健科学東日本によるすべての従業員の赤痢菌、サルモネラ 菌の検査を毎月実施しております。 また、当事業所に出入りするすべての関係者に赤痢菌、サルモネラ菌の検査の結果の提示 を求めております。

品質を向上させる適格な温度管理

冷凍・冷蔵温度管理の徹底し、常に一定時間ごとの温度の記録を実施し品質の向上と安定 に努力しております。また、出来上がった料理はすぐに冷却処理し、細菌の最も繁殖し易 い30℃~40℃となる時間帯が最短になるように管理しております。 さらに、配送車につきましても直射日光が入らないように処理された車両で適切な温度管 理の下で配送しております。

人手を介さず、衛生的な主食自動盛付ライン

主食の盛付は自動主食(ごはん)盛付装置を2台並列運転で稼働しており、人手を介さずに時間当たり最大約6000食を盛付る事ができます。また、作業終了後は米が触れる部分は容易に分解掃除ができ、毎日清掃消毒しています。

異物混入対策

当センターのお弁当は金属探知機による検査、目視による異物検査を経て出荷されています。また食品機械で偶発的に食品に接触する可能性のある部位にはNSF 3Hグレード(食品との直接的接触が有っても問題無い)潤滑油を使用しています。

金属探知機と食用油脂を主原料とする食品機械用潤滑油